ライクキッズ株式会社 の現職社員による口コミ・評判一覧
業種 その他専門職系
現職社員口コミ 804件
ライクキッズ株式会社は、認可保育園「にじいろ保育園」や学童クラブ、事業所内保育等を展開し、家庭・職場・地域をつなぐ子育て支援を行う福祉サービス企業。400施設以上の運営をし、安心・ぬくもりのある環境を提供している。
業種 その他専門職系
現職社員口コミ 804件
回答者 157人
全口コミ 804件
※このページでは、ライクキッズ株式会社の現職社員に対してVOiCE運営事務局(Zenken株式会社)が実施したアンケートのデータを掲載しています。 (実施期間:2025.05.23~2025.07.30)
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回答者プロフィール
- 口コミ投稿日:2025.07.23
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回答者 : 園長 / 施設長
30代 | 女性 | 中途入社 | 4年~10年 | 正社員 -
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人を育てる立場として、指導やサポートの中で大切にしている「考え方」や「こだわり」は?
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人を育てる立場として、私が大切にしているのは「自分の言葉で伝えること」と「根拠のない噂や曖昧な情報で人を評価しないこと」です。
現場では時に、「○○さんがこう言っていた」「みんながこう思っている」といった、主語のはっきりしない発言や、又聞きの情報が広がる場面もありますが、それでは当事者同士の信頼関係が築けず、かえって不信感や誤解を生んでしまいます。
私自身も、若手や他の職員と話す際には「私はこう感じた」「私はこう見えた」という“私”を主語にした言葉を意識しています。誰かを守るつもりで曖昧にした言葉が、逆に誰も守れないこともあるからです。
また、噂話を広げない・反応せず流さない姿勢を一貫して見せることで、「この人には安心して話せる」と思ってもらえる関係づくりにもつながっていると感じています。
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その「考え方」や「こだわり」が現れる具体的なエピソードは?
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「又聞きの噂を流さない」「“みんなが言ってる”という表現を避ける」といった考え方を実現するために、私は普段から“主語を明確にする声かけ”を意識しています。
例えば若手職員が「○○先生がなんか言ってたみたいで…」と話してきたときには、「それは直接聞いたの?」「あなた自身はどう思った?」と問いかけるようにしています。
そのことで、“誰かが言ってたから”ではなく、自分の意見として考える視点を促すようにしています。
また、自分自身がうっかり噂を信じかけたり、誰かからの話に感情的に反応しそうになったときは、「今のは事実ベースで見ていたかな?」と一度立ち止まるようにしています。
時には「伝え方が良くなかったかもしれない」と思ったときには、相手に謝ることもありますし、その場にいた他の職員と共有して、自分の姿勢も見直すようにしています。
声かけの一つひとつが、チームの空気をつくると感じているので、事実にもとづいたコミュニケーション、そして“私はこう思う”という主語で語る姿勢を、言葉の端々に込めるようにしています。
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ライクキッズ株式会社 現職社員の口コミ・評判 組織風土・価値観
- 口コミ投稿日:2025.07.23
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回答者 : 園長 / 施設長
30代 | 女性 | 中途入社 | 4年~10年 | 正社員 -
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「任せよう」と決めるときの判断軸は?
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私が「任せよう」と判断するときの基準は、スキルの有無だけではなく、「状況を把握しようとする姿勢」や「報連相が適切にできるかどうか」を重視しています。
年上である職員に対して「任せても大丈夫」と思えたのは、わからないことを素直に聞いてくれる姿勢や、自分の判断に迷ったときは必ず相談してくれるという安心感があったからです。
また、自分の意見を持ちながらも、チームの動きや子ども全体を見て判断しようとする視点を持っていたため、部分的な視野ではなく、全体の流れを意識して動けることにも信頼を感じました。
任せるというのは「丸投げ」ではなく、「その人が主体的に判断し、必要なときは助けを求められる状態」であることが大事だと思っており、その点でその先生は任せられる存在です。
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その判断の裏にある思いや、任せるうえで意識していることは?
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私が「任せよう」と思える相手には、自立していて自分の判断で動ける力があること、そして信頼できる誠実さがあることを大切にしています。
年上の職員は、まさにその両方を持っている方で、分からないことをそのままにせず確認してくれたり、子どもや周囲の状況をきちんと見たうえで、自分の言葉で考えを伝えてくれます。
そういったやりとりの積み重ねから、「この人には任せても大丈夫」と感じられるようになりました。
また、私は「任せたからこそ見守る」ことも大切にしていて、任せっぱなしにはしません。
特に、“困ったら頼って”という言葉だけでは相手が言いづらいこともあると感じているので、自分から「どうしましたか?」と声をかけるようにしています。
一歩手前の気づきを大切にしていくことで、安心して任せられる環境を保つように意識しています。
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ライクキッズ株式会社 現職社員の口コミ・評判 合う人・合わない人
- 口コミ投稿日:2025.07.23
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回答者 : 園長 / 施設長
30代 | 女性 | 中途入社 | 4年~10年 | 正社員 -
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成長する職員の姿を見て、「やってきてよかったな」と感じたときは?
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若手職員の成長する姿に「やってきてよかった」と感じるのは、自分の言葉や関わりを通して、少しずつでも行動が変わったときや、自分なりの考えを持って動けるようになった瞬間です。
たとえば、これまで受け身な姿勢が多かった職員が、ある日自分から「こうしてみようと思ってるんです」と提案してくれたとき。あるいは、困難な状況でも自分なりに踏ん張って、一歩踏み出す姿を見せてくれたとき。
「あぁ、ただ“伝えた”だけじゃなくて、ちゃんと“届いてたんだな”」って実感できて、嬉しくなることもあります。
その瞬間に立ち会えると、関わってきた意味を深く感じますし、自分自身もまた、支え合いの中で育てられていることを実感します。
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そのときの場面や気持ちは?
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ある日、とある職員が13時に寝かしつけを始めなかったことで、「この時間までに寝かせるってどういうつもりだったの?」と、かなり厳しく問いただしたことがありました。
そのときは、彼女も「13時から13時半の間には…」と反論してきて、正直、心の中では「また責任感がない」と思ってしまったんです。
でも、翌週だったと思います。
「今日は13時までにちゃんと寝かせようかなと思います」と、報告に来てくれたことがあって。
それが義務感じゃなくて、ちょっと自信のある顔で言っていたのを見て、そのとき、ああ、ちゃんと考えてたんだな、届いてたんだなって感じました。
指導する側って、相手の変化を“結果”でしか見ようとしがちですが、ほんの小さな「自分からやろうとする姿勢」こそが成長なんだと、そのときすごく思いました。
それを見せてくれたあの瞬間が、私にとっては「やってきてよかった」と思える記憶のひとつです。
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ライクキッズ株式会社 現職社員の口コミ・評判 仲間の魅力
- 口コミ投稿日:2025.07.23
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回答者 : 園長 / 施設長
30代 | 女性 | 中途入社 | 4年~10年 | 正社員 -
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新入職員や若手職員と関わる中で、自身が「成長できた」と感じた経験は?
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新入職員や若手職員との関わりの中で、自分自身が成長したと実感しているのは、「相手に伝わる関わり方」や「感情と事実を切り分けた伝え方」の難しさと向き合うようになったことです。
例えば、新卒で入職した職員に対しては、基本的な保育の流れや責任感の持ち方について何度も指導してきましたが、伝えたつもりでも行動に反映されないことが多く、苛立ちを感じることもありました。ただ、その中で「自分がどこまでを期待していたか」「どう伝えたら相手にとって実感として届くのか」を見直すきっかけになりました。
また、他職員の件では、本人のプライベートな事情や家庭環境が背景にある中で、どうすれば安心して働き続けられるかを一緒に考える必要がありました。一方的な指導ではなく、本人の言葉に耳を傾けながら信頼関係を築くことの大切さも学びました。
こうした関わりを通して、保育における「伝える」「支える」という行為は、単なる知識の伝達ではなく、相手の背景やタイミングを汲んだコミュニケーションであると痛感し、自分自身の姿勢や言葉の選び方をより意識するようになりました。
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その出来事から得た学びや、今後に活かしたいと感じたことは?
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この経験を通して私が学んだのは、「指導する」とは必ずしも“教える側が正解を持っていて伝えるもの”ではなく、“相手と一緒に模索しながら、その人にとっての答えを引き出していくこと”だということです。
特に若手職員と関わる中では、相手の特性や理解の仕方、置かれている環境によって、適切な関わり方が大きく変わってくることを実感しました。
とある職員のように、行動に移すまでに時間がかかる相手には、感情をぶつけるのではなく、意図を確認しながら丁寧に積み上げることが大切であると学びました。
一方で、他職員のように、内面に不安を抱えながらも表面上は頑張っている人には、日常的な声かけや信頼関係づくりが支えになることを感じました。
今後も、保育者としてだけでなく、チームの一員として“共に働く人を育てること”に責任を持ち、一人ひとりの背景や強みに応じた関わりができるよう、常に自分の関わり方を省みていきたいと思います。
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