株式会社freemova の現職社員による口コミ・評判一覧

「この仕事をやっていて良かった！」と実感する瞬間は、お客様に心から感謝された時です。
ある時、「手間なくすぐにWi-Fi環境を整えられるもの」をお探しのお客様がにいらっしゃいました。ヒアリングをし、何人かご家族がおられたので、多少の手間はかかるものの光回線について少し説明しました。ですが、雲行きが怪しかなりそうだったので、原点に戻って再度、お客様のことについて一つひとつ丁寧にヒアリングしたところ、ご家族の一部分で使うようで、工事費や違約金など手間がかかることは気にしたくない様子だったので、ホームルーターを提案しました。最終的には「これ良いですね！」と笑顔でおっしゃっていただき、乗り換えの契約にも繋がりました。また、契約後に、「丁寧に聞いてくれたことや接客での印象が良かったから頼んだ」とおっしゃっていただきました。その時、「一つの判断材料だけで判断するのではなく、お客様がどう使いたいか、あるいはどのように物事を進めたいのか考え、提案することでお客様の生活の一部に寄り添える仕事なんだ」と実感し、大きなやりがいを感じました。
お客様からの「ありがとう」や「あなたが担当者だから契約した」が聞けるこの仕事は、人と人とのつながりを深く感じられる、とてもやりがいのある仕事だと思っています。

やりがいを得るために、私が特に意識して努力しているのは「お客様のヒアリングを丁寧に行うこと」です。お客様が求めているものを表面的に捉えるのではなく、その背景にある「本当のニーズ」を引き出すことを常に意識しています。
たとえば、「すぐにWi-Fi環境を整えたい」というお客様がいらっしゃった際も、最初はシンプルな要望に見えても、実際にどういう場面で使いたいのか、どれくらいの人数で使うのか、費用や手間に対してどのような価値観を持っているのかなど、丁寧にお話を伺うことで、最適な提案ができました。結果として「あなたが丁寧に聞いてくれたから契約した」と感謝の言葉をいただけたことは、私にとって大きなやりがいとなりました。
このように、表面的なニーズに飛びつくのではなく、一人ひとりのお客様の状況や思いをしっかりと受け止めたうえでご提案することで、「本当に役立つ選択肢」を届けられるよう努めています。常に「この方はどんな使い方をするのか？何を大事にしているのか？」という視点で接することで、お客様との信頼関係も深まり、結果的に喜んでいただける提案につながると感じています。

成長したと感じた点は、「コミュニケーション力」と「商品知識の向上」、そして「自信を持って提案できる対応力」です。
私は未経験から携帯販売の仕事を始めたため、最初はお客様と話すことや、専門的な内容を説明することに対して不安がありました。ですが、日々の接客や先輩のサポートを通じて、お客様が何を求めているかを理解しつつ、それに合った提案をする力が身についてきたと感じています。
特に、2ヶ月目には機種変更の案内が一通りできるようになり、自分でも「分からないことを整理して調べ、理解して、言葉にして伝える力」が確実に伸びたと実感しています。それに伴って、仕事に対する自信がついてきたことも大きな成長です。

この成長が実現できた理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、自分自身が「わからないことをそのままにせず、必ず理解してから接客に活かす」という姿勢で日々努力したことです。携帯販売はプランや端末の種類が多く、最初は混乱しましたが、スキマ時間にカタログやマニュアルを読み込んだり、先輩に質問してメモをとるなど、毎日の積み重ねを意識して取り組みました。接客の振り返りや日報を毎日つけることを行い、「次はこう伝えてみよう」と工夫を続けたことが、成長につながっていると感じています。
2つ目は、会社のサポート体制や職場の雰囲気が非常に学びやすい環境だったことです。未経験の私にも、先輩方が丁寧に教えてくださったことや質問しやすい空気がありました。また、接客のロールプレイングやOFF-JTの機会があり、実践を通して知識と経験を深められたのはとても大きかったです。
こうした自分の努力と、会社の教育体制や人間関係の良さがあったからこそ、スキル習得や対応力の向上につながっているのだと思っています。

社内で尊敬している人は、私の教育をしてくださっている特販の先輩です。その方のご指導により単に商品を説明するだけでなく、「お客様に信頼される接客とは何か」という本質的な部分を学ぶことができました。
その先輩の接客は自然で押しつけがましくなく、結果的にお客様から「ありがとう」「◯◯さんにお願いしてよかった」と言っていただいている場面を何度も見ました。
丁寧な対話やお客様を不安にさせないような姿勢の積み重ねで生まれるものだと実感しました。

私自身も「ただ売るのではなく、お客様にとって本当に価値ある提案をする」ことを意識するようになり、接客への考え方が大きく変わりました。以前の私は、間違いのない説明をすることや、商品知識を正確に伝えることばかりに意識が向いていました。しかし、先輩の接客を見たり一緒に振り返ったりする中で、「お客様がどんな思いや不安を持っているのか」「その方にとって一番良い選択は何か」を考えながら提案する姿勢になり、自分の中の接客の軸が大きく変わりました。
たとえば、機種変更を案内する際にも、単にスペックや料金を説明するのではなく、「その方の使い方に本当に合っているか」「困っていることが解決できるか」を重視するようになりました。