TOWA株式会社 の現職社員による口コミ・評判一覧
業種 半導体製造装置メーカー
現職社員口コミ 375件
半導体製造装置や超精密金型の開発設計から製造・販売までを手がけるTOWA株式会社。独自の高度な技術で、半導体モールディング装置世界シェアNo.1を誇る。業界のデファクトスタンダードを生み出すリーディングカンパニーとして世界中の“ものづくり”の進化を支えている。
業種 半導体製造装置メーカー
現職社員口コミ 375件
回答者 58人
全口コミ 375件
※このページでは、TOWA株式会社の現職社員に対してVOiCE運営事務局(Zenken株式会社)が実施したアンケートのデータを掲載しています。 (実施期間:2025.07.10~2025.07.31)
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回答者プロフィール
- 口コミ投稿日:2025.07.15
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回答者 : マーケティング
40代 | 男性 | 新卒入社 | 11年~20年 | 正社員 -
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「この仕事をやっていて良かった!」と思う瞬間は?
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「この仕事をやっていて良かった」と実感するのは、競合との一騎打ちの中で、TOWAの価値をお客さまに“選んでもらえた”ときです。
ある案件で、先方は既に競合装置の導入を検討されており、我々にとってはかなり厳しい状況でした。その中で、お客様から非常にシビアな技術的な指摘があり、正直に言えば当初はそのまま門前払いされてもおかしくない空気でした。
ただ、私たちはその指摘を逃げずに正面から受け止め、すぐに社内の開発、設計、製造チームと連携し、短期間で具体的な解決策とソリューションをまとめ上げました。プレゼン当日は、技術面だけでなく、量産への展開プランまで提示し、TOWAとして“本気で向き合っている”姿勢をしっかり伝えることができたと思っています。
そのとき、お客様から「こんな短期間で、ここまで具体的な対応をしてくるとは思わなかった」という言葉をいただいた瞬間、心の底から「やっていて良かった」と感じました。
結果的にTOWAのシステムを採用いただき、プロジェクトが正式にスタートしたときは、自分たちが“会社の未来を少しでも動かした”という実感がありました。単なる売上の話ではなく、信頼と価値を勝ち取った瞬間だったと思います。
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そのために努力・工夫したことは?
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このような「やりがいある瞬間」を得るために、私自身が常に意識して努力しているのは、「お客様の本音に早くたどり着くこと」と「社内の動きを加速させること」です。
市場開発は、世の中のトレンドやプロセスの動向を把握したうえで、お客様のニーズを先回りして捉え、TOWAとしてどのような技術やソリューションを提供できるかを設計する“前線の役割”だと考えています。そのため、日々の情報収集や技術者との対話、展示会・セミナー参加などを通じて、常にアンテナを高く張り、「兆し」をつかむことを意識しています。
また、打ち合わせでは仕様の話だけでなく、「なぜそれを必要としているのか」「本当は何に困っているのか」まで踏み込んでヒアリングし、潜在ニーズを言語化することに注力しています。
ただし、お客様の要望を理解しても、社内が動かなければ意味がありません。そこで私は、開発・設計・製造など関係部署に対しても、単なる依頼ではなく、背景・目的・競合状況を丁寧に共有することで、共通のゴールを持ってもらう工夫をしています。ときには技術資料の叩き台まで自分で作り、やりとりのスピードを上げることも意識しています。
こうした「対お客様」と「社内連携」の両面を徹底することで、TOWAとしての価値を最大化し、自分自身も高い手応えとやりがいを感じられています。
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入社を決めた理由、TOWAだからできたことは?
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数ある会社の中でTOWAを選んだ理由は、自分が“必要とされている”と本気で感じられたからです。面接ややりとりを通じて、「この人に来てもらいたい」と真剣に向き合ってもらえている実感があり、単なる歯車ではなく“動力源”としての役割を期待されているのだと感じました。
実際に働いてみても、その感覚は間違っていなかったと思っています。私は今でも、「一部品」ではなく“モーター”として組織を動かす一員でいられている実感があり、大きな満足感があります。
特に印象に残っているのは、先端パッケージのお客様案件で、非常にタイトなスケジュールと厳しい技術要求の中、お客様からの直接的な信頼を得ながら、社内を巻き込んでソリューションを形にしていけたことです。もし他社で“指示待ち”のような立場だったら、このスピード感と裁量は得られなかったと思います。
TOWAでは、若手・中堅関係なく、現場で起きている課題に対して「じゃあ、どうする?」を真剣に考え、自分が“歯車以上の存在”として関われる環境がある。それが、TOWAだからこそできた経験であり、ここを選んで正解だったと心から思える理由です。
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TOWA株式会社 現職社員の口コミ・評判 働く魅力
- 口コミ投稿日:2025.07.15
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回答者 : マーケティング
40代 | 男性 | 新卒入社 | 11年~20年 | 正社員 -
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この仕事で成長できたことは?
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TOWAで働く中で成長したと感じるのは、相手の立場や背景を汲み取り、周囲を巻き込みながら動かす力が身についたことです。
市場開発では、お客様の要望に対してただ応えるのではなく、その背後にある本質的な課題や、業界全体の流れを踏まえて提案を考える必要があります。最初のうちは自分の担当領域だけを見ていたのが、今ではプロジェクト全体や市場の動き、時にはビジネスとしての採算や戦略面まで意識できるようになったのは、大きな変化だと思います。
うまく言えない部分もありますが、一社員ながら、「この提案はTOWAとしてどう価値を出せるか」「どう収益につなげられるか」といった視点でものごとを考える習慣が自然と身についたことに、自分の中での成長を感じています。
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成長できた理由は?
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この成長が実現できた理由は、間違いなく若いうちに出向の機会をいただけたことだと思っています。
販売子会社という、規模は小さいながらも“現場と経営が非常に近い環境”で仕事をしたことで、自然と「これは儲かるのか?」「なぜこの製品を今提案するのか?」といった経営視点で物事を考える習慣が身につきました。現場の数字にもダイレクトに向き合うため、やり方次第で売上も利益も変わることを肌で感じられたのは、非常に大きな経験でした。
またTOWAという会社自体が、若手でも裁量を持たせてくれる風土で、私自身も「任せていただけるからこそ、自分ごととして考えよう」という姿勢で日々向き合ってきました。
そうした経験と環境があったからこそ、今では一社員としてだけでなく、“どうすればTOWAとして価値を出せるか”という視点で動くことが自然になったのだと思います。
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今後、どんなキャリアを進んでいきたい?
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今後は、市場と技術の橋渡しができる人材として、より戦略的にビジネスを動かしていけるポジションを目指していきたいと考えています。
これまで市場開発として培ってきた「現場感覚」や「お客様との信頼関係」に加えて、今後は中長期の視点で市場をどう読み、TOWAとしてどんな価値を出していくかを設計する力が必要になると感じています。そのためにも、日々の案件対応だけでなく、業界動向やグローバルな技術トレンドにも目を向けて、自分なりに情報の幅と深さを広げるよう意識しています。
また、海外出向や社外の交流機会を通じて得られた視点や考え方も、今後のキャリアに大きく活きると思っています。TOWAは若手のうちから出向や新規プロジェクトに挑戦できる環境があり、自ら手を挙げれば任せてくれる風土があります。そうした環境が、私自身の視野や責任感を広げてくれたと実感しています。
将来的には、技術・市場・経営の3軸をつなげて、事業づくりに貢献できる人材になれるよう、引き続き自分の“武器”を磨いていきたいと思っています。
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TOWA株式会社 現職社員の口コミ・評判 成長・キャリア
- 口コミ投稿日:2025.07.15
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回答者 : マーケティング
40代 | 男性 | 新卒入社 | 11年~20年 | 正社員 -
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“TOWAらしい”と感じる組織風土や職場環境は?
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前の回答でもお話ししましたが、TOWAの一番の魅力は「一歯車ではなく、モーターとして働ける」環境があることだと思っています。
大手企業だとどうしても担当範囲が限定されがちで、全体像が見えにくいケースも多いですが、TOWAでは若手でもプロジェクト全体に関わる機会が多く、手を挙げれば責任ある仕事を任せてもらえる風土があります。
特に市場開発のような“前線”の立場では、お客様の反応や現場の温度感をダイレクトに感じながら、自分の判断や動きが社内の技術開発や装置仕様にも影響を与える。そういう意味で、単なる実行部隊ではなく、事業の一部を担っている感覚が持てるのはTOWAらしい特徴だと感じています。
また、意思決定のスピードも速く、「これをやりたい」と具体的に提案すれば、真剣に耳を傾けてくれる風通しの良さもTOWAの良いところです。組織が“個人の意思”を尊重してくれる文化があるからこそ、納得感を持って仕事に向き合えるのだと思います。
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働きがいや成長、働きやすさにどのように繋がっているか?
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自分の考えや意思がきっかけで社内が動いたり、お客様からの評価につながったりすると、「ただの歯車じゃなくて、ちゃんと“力を伝えている存在”なんだ」と実感できます。それが、日々の仕事のモチベーションになっています。
また、若いうちから裁量を持たせてもらえることで、失敗も含めて“自分の経験値”として積み上げられる環境があり、それが成長につながっていると感じています。出向や現場の最前線を経験させてもらったことも、その一環です。
さらに、上司やチームメンバーとも距離が近く、相談や提案がしやすいので、プレッシャーはあっても孤独にならない。それが「働きやすさ」という面でも大きいと思います。
TOWAの風土は、“任される”ことと“支えてくれる”ことのバランスが取れている。だからこそ、自分の意思で動けるし、挑戦し続けることができています。
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入社前のイメージとのギャップは?
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正直に言うと、入社前は「技術に強いけれど、やや堅めの会社」という印象がありました。実際、入社当初はまだ“縦の組織”や“前例重視”の文化が色濃く、何か新しいことを提案しても、なかなかすぐには動かないこともありました。
ただ、ここ数年でその雰囲気は明らかに良い方向に変化していると感じています。特に感じるのは、風通しの良さと、チャレンジを後押しする空気です。
例えば若手でもプロジェクトの立ち上げに関わったり、部門横断での取り組みを主導したりと、“こうしたい”という想いに対して耳を傾けてくれる人や環境が確実に増えてきたと思います。
私自身も、「こうした方がいい」と思ったことを現場から発信し、それが形になった経験が何度かあり、“やってみよう”という姿勢を評価してくれる会社に変わってきたと実感しています。
今では、TOWAは単に技術力のある会社というだけでなく、変化を受け入れて挑戦できる会社になりつつあると感じています。
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TOWA株式会社 現職社員の口コミ・評判 組織風土・価値観
- 口コミ投稿日:2025.07.15
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回答者 : マーケティング
40代 | 男性 | 新卒入社 | 11年~20年 | 正社員 -
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どんな人にとって良い会社?
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TOWAは、「自分で考えて、自分で動きたい人」にとって非常に向いている会社だと思います。
もちろん、指示を待って確実にこなす力も大事ですが、TOWAでは「こうした方がいい」「これはやるべきではない」といった現場の気づきや意見に耳を傾けてくれる環境があります。だからこそ、自分なりの考えを持ち、それを言葉にして動ける人にとっては、大きなやりがいや裁量を感じられるはずです。
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ミスマッチなのはどんな人?
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反対に、「決まったことを淡々とこなしたい」「与えられた範囲内だけで責任を持ちたい」というスタンスの方には、少し合いにくい部分があるかもしれません。
TOWAは比較的コンパクトな組織だからこそ、一人ひとりの役割が広く、状況によって柔軟に動くことが求められる場面も多いです。「これは自分の担当外です」と線を引いてしまうと、周囲との連携やプロジェクト全体への貢献が難しくなる可能性があります。
また、会社としても「前例がないからやらない」ではなく、「やる価値があるならまず動こう」というスタンスに変わりつつあります。そういった変化や挑戦を面倒と感じる方には、息苦しさを感じることもあるかもしれません。
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新しい仲間に期待することは?
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新しい仲間には、まず自分で考えて動く姿勢を大事にしてほしいです。TOWAでは決まった答えがないことも多く、受け身ではなく「どうしたら良くなるか」を自分なりに考えて動ける人が活躍しています。
スキル面では、知識よりも学ぶ姿勢や好奇心を持っていることが大切です。わからないことを放置せず、自分から吸収しようとする人は強いです。
また、社内外とのやりとりが多いので、相手を尊重しながら、自分の考えを伝えられるコミュニケーション力も重要だと思います。
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TOWA株式会社 現職社員の口コミ・評判 合う人・合わない人
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