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ホテル・旅館

世界中の旅行客をおもてなしする
「関屋リゾート」ならでは働きがいとは

2022.11.28

関屋リゾート平川誉紹さんインタビュー
革新的な取り組みで注目の関屋リゾートで、若手社員が活躍する理由とは?

世界有数の温泉リゾート・別府温泉で、客室露天風呂付のデザイナーズ旅館やアートをテーマにした滞在型リゾートホテルなど革新的なビジネス展開で急成長を遂げる関屋リゾート。新卒採用で入社し、次々と新しいチャレンジを続ける若手社員の平川さんに、関屋リゾートでの働きがいについてうかがいました。

インタビュイー紹介「平川誉紹さん」
関屋リゾート 平川誉紹さん

大分県日田市出身。大学卒業後、2021年に新卒採用で関屋リゾートに入社。別府の別荘地エリアにある限定6室のデザイナーズ旅館・別邸はる樹の主任として活躍中。

旅館業の全てをこなせるマルチタスク体制

新卒採用で関屋リゾートに入社されたそうですが、どのような魅力を感じて入社をきめたのでしょうか?
平川さん

私は経済学部だったので、就職活動時は運輸や物流、金融といった分野をめざしていて、正直なところ接客業のことは全く考えていませんでした。ただ、もともと大分県日田市出身で、大分が好きでずっと住んでいるのですが、地元に帰るたびに店が1軒また1軒と減っていくのを見ていて、地元のために自分が何かできることはないだろうか?という気持ちはずっとありました。

そんなときにOfferBox(逆求人型就活サービス)を通じて関屋リゾートからオファーをいただいたのをきっかけに、地元・大分を観光の力で盛り上げる旅館業に興味を持つようになりました。当時、関屋リゾートでは新卒採用を始めたばかりで、私たちが2期生だったんですね。
選考を受けるなかで自分がやりたいことや将来の目標を明確にすることができ、関屋リゾートの長期的な経営ビジョンや、別府全体を考えて経営をするという社長の考え方と自分の目標がマッチしていると感じて、入社することに決めました。

入社されてから現在まで、どのような業務を担当されてきたのでしょうか?
平川さん

3つある関屋リゾートの施設のうち、『別邸・はる樹』に勤務しています。一般的に旅館ではフロント係、客室係など分業になっていますが、関屋リゾートではマルチタスクが採用されていて、従業員は基本的に旅館業に必要な全ての仕事を行います。
別邸・はる樹は全6室の旅館ですが、チェックイン手続き、お部屋への案内、食事の配膳といった接客全般はもちろん、客室清掃、予約処理、OTA(オンライン旅行会社)とのやりとりといった裏方の仕事まで、調理以外のことは全てやっていますね。

関屋リゾート

入社すると、まず関屋アカデミーと呼ばれる社員研修を受けて、接客の基礎知識や社会人としてのマナーなどを3か月間学び、そこから現場に飛び込んでいくという感じでした。私が入社したのはコロナ禍になって2年目の時期だったこともあり、フル稼働まではいっていませんでした。それでも別邸・はる樹は他のお客様と会わないというのが売りの旅館ですので、感染が広がっている時期でも比較的稼働はしていたと思います。

覚えることがとにかく多くて、学ぶことばかりの日々ではありますが、人と接するのが好きなので今の仕事はとても面白いですね。最近はコロナも落ち着いて外国からのお客様が増えてきましたので、英語で接客する機会もあり、まだまだ勉強しなければと思っています。

「好き」を活かせる関屋流チャレンジシステム

平川さんは入社2年目にして、旅館業以外にもさまざまなチャレンジをされていると伺いました。
平川さんにとって、関屋リゾートならではの働きがいとはどんなことでしょうか?
平川さん

関屋リゾートに入ってよかったなと思うのは、自分が本気で強く望めば、やりたいことをやらせてもらえるところです。年に1回ビジネスコンテストが開催されるのですが、4名のマネージャーがドラフト会議で社員を選抜し、選ばれた社員が3人1組のチーム戦で企画立案を行って社長にプレゼンし、よいものは採用されるというものです。

テーマは特になくて、自分のやりたいことであれば何でもOK。会社を内側からよくする企画もあれば、社外に向けて新事業を展開する企画もあり、提案者によっていろいろなアイデアが発表されます。そこで出た企画が実際に採用されることも多く、最近ではガレリア御堂原という施設でアフタヌーンティのサービスが始まったところです。

私は入社1年目にコンテストへ出て、バブルと呼ばれるノーコードアプリ(コーディングをせずにアプリケーションを開発できるサービス)を使ったお掃除管理アプリの自社開発を提案しました。今、全35室のガレリア御堂原の清掃状況は、自分たちで開発したアプリで管理しています。
私たちのチームは同期と1つ上の先輩と中途の女性社員でしたが、今回のプログラミングのように自分たちが好きなことを現場に生かせたり、自分のやりたいことを柔軟に受け入れてくれたりするのは関屋リゾートのよいところだなと感じています。

最近では通常業務以外に新卒採用のリクルート活動のサポートもさせていただいていて、学生さんとの面談やインターンのイベントなども行うようになりました。新卒採用の人の気持ちもよくわかるし、自分たちが就活で実際に聞かれたこと、体験したことをそのまま活かせるのがいいなと思っています。

あと、これは福利厚生面なんですが、関屋リゾートにはバケーション休暇というのがありまして、年に1回、9日間連続で休暇を取れるんです。公休と合わせると半月出勤しなくてもいいくらいになるんですが、私の場合は今年バケーション休暇で魚屋を営む神戸の親戚の家へ行って、魚のさばきかたを修行してきました。まとまった休暇があると普段できないことにチャレンジしたり、勉強したりできるので、すごくいいですよ。

自分に負荷をかけてスキルに磨きをかけたい

旅館にはさまざまな業務があり、1人の社員がマルチタスクで行うのは大変な部分も多い気がします。
現場に立っている平川さんが苦労されていることは何でしょう?
平川さん

時間の管理が今一番苦労しているところでしょうか。旅館業務はもちろんなのですが、新卒採用のリクルーティングが始まっていて、来年度は新卒採用を増やす予定なので、もっともっと母集団を増やしていく必要があります。エントリー数を増やしたり、学生との面談を週2回ペースで実施しているので、5分10分のスキマ時間ができたらこれをやる、という風に管理していかないといけないので大変ですね。

2025年にはコンドミニアムもオープンする予定で、その後も施設を増やしていくという社長のビジョンがありますので、そこから逆算すると必要な人材を今のうちに確保することが重要だと考えます。関屋リゾートは長期的なビジョンが見えているので、自分が今どう動けばいいのかわかりやすい。そういう意味で、すごく働きやすいと感じますね。

これから入ってくる人たちに教え伝えていくには自分はまだまだ未熟で、今は自分自身を高めていく時期なのかなと思います。自分に負荷をかけるというか、できるだけたくさんの業務をこなして、接客の数も重ねていくことで、もっともっと自分が成長していきたい。外国人のお客様にも積極的にお声がけしていきたいなと思います。

共に成長していける仲間を増やしたい

関屋リゾートは、どんな人に合っている会社だと思いますか?どんな人と一緒に働きたいですか?
平川さん

旅館業という意味では、接客が好きな人には入ってほしいなと思います。接客しているなかで、お客様からクレームが入ったりして嫌な思いをすることもあるかもしれませんが、お客様とふれあうことが好き、お客様に何かしてあげたい、そのためには多少残業してもいいという気持ちがある人と仕事したいですね。

新卒採用は世代によって特色が全く違っていて、私の1つ上の新卒採用1年目の先輩方は、初めての採用ということもあって自力で道を切り開いていけるような人を採用したそうです。
2年目になる私たちの世代はマネジメントといいますか、社内のいろいろなことを整える役割を担う人材に力を入れていたそうです。これからの新卒採用では、各施設の最前線で接客をしてくれる人材がたくさん入ってくれるといいなと思っています。

関屋リゾート
平川さん自身の今後の目標や、実現したいことがあれば教えてください。
平川さん

主任試験に合格しましたので、次はアシスタントマネージャーになることを目標としています。今は現場をひっぱっていくリーダー的な役割ですが、さらに自分が成長させるためにアシスタントマネージャーになって業務の幅を広げ、自分をもっと磨いていきたいです。そして自分が経験したことを現場に還元できるような人間になれたらいいなと思っています。

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取材日:2022.10.20