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ITコンサルティング

未経験から最年少28歳でマネージャー昇進へ
転職理由は「社会課題の解決をするため」

2022.11.16

グラビス・アーキテクツ株式会社インタビュー
ITコンサルティングを通じ、社会問題の解決を目指す
「グラビス・アーキテクツ株式会社(以下、グラビス・アーキテクツ)」。

グラビス・アーキテクツは、2022年版「日本における働きがいのある会社」ランキングにおいて、ベスト100(小規模部門第42位)に選出された実績を持ちます。 では、現場で働く従業員はどのような点に働きがいを感じているのでしょうか。今回は、最年少でマネージャーに昇進した、西尾 直幸(にしお なおゆき)さんにお話を伺いました。

西尾 直幸さん
グラビス・アーキテクツ株式会社 西尾 直幸さん

公共公益事業部 マネージャー。システムエンジニアを経て、2017年3月より現職。コンサルティング業界は未経験ながら、28歳より最年少でマネージャーに昇進する。昇進時、社長からは「(着々と出世できて)ムカつく」と言われたことが誇り^^。

公共公益機関向けに、
ITシステムの企画・調達・工程管理を行っている

始めに西尾さんの現在の業務内容を教えてください。
西尾さん

国や地方公共団体、独立行政法人等の公共公益機関向けに、「①ITシステムの企画構想」「②調達支援」「③工程管理業務等」を行っています。

それぞれの業務内容について詳しく伺ってもよろしいでしょうか。
西尾さん

「①ITシステムの企画構想」では、課題解決のためにどのようなシステムを導入すべきかをお客様と相談しながら、検討します。

次の「②調達支援」では、お客様の希望を反映させたシステムの発注書を作成するフェーズです。発注書の内容を踏まえて、事業者さんが提案をしてくださるので、提案内容を比較・検討した上で発注先を決めます。

最後に「③工程管理業務等」ではお客様からの細かい要望を発注先へ適宜伝えたり、システムがスケジュール通り進んでいるか、スケジュールを管理しています。これらの業務の合間には、部下が作成した資料について適宜レビューも行っていますね。

お仕事の魅力は何だと感じますか。
西尾さん

お客様の課題に向き合い、直接解決するサポートができることですね。システムの導入により、例えばこれまで課題としていた請求業務の効率化を実現したり、テレワークを推進できたりと、お客様の働き方へ直接良い影響を及ぼすことができます。たしかに責任は重い仕事ではあるのですが、その分案件をこなすうちに成長にも繋がっていると感じます。

「お客様の課題を直接解決できるような仕事がしたい」と思い、
転職を決意

グラビス・アーキテクツへの入社の経緯を教えてください。
西尾さん

私が通っていた大学では、社長の古見が講義を行っており、学生時代から古見とは面識がありました。その後、システムエンジニアとして働くなかで転職を考え、グラビス・アーキテクツが募集をしていたタイミングで私からお声掛けさせていただき、入社しました。

グラビス・アーキテクツのどこに惹かれて転職を決めたのでしょうか。
西尾さん

「お客様の課題を直接解決できるような仕事がしたい」「社会課題の解決に寄与したい」という思いを、グラビス・アーキテクツで形にできるのではないかと思ったためです。

いずれの思いも実現できていますか。
西尾さん

できていると感じます。まず、コンサルティングの仕事自体がお客様の抱える課題を直接解決に導くことができる仕事ですね。

また“社会課題の解決したい”という思いについても、公共公益機関向け案件への取り組みを通して、実現できていると考えます。公共公益機関向けの案件は、目の前のお客様だけでなく、その先にいる社会や国民まで考えたサービス提供をしなければなりませんからね。お金になる・ならないは関係なく、社会課題の解決を図れる公共公益機関の案件はやりがいを感じます。

グラビス・アーキテクツは公共公益機関の案件も多いのでしょうか。
西尾さん

多いですね。背景には「より社会問題解決を志向した新しい令和型のコンサルティングの形を作っていくことが重要」という社長の古見の強い思いがあります。また会社としても「社会問題をコンサルティング手法で解決していくこと」を志しています。

私自身が頑張った分だけ結果に繋がる良い例ですね

グラビス・アーキテクツは、2022年版「日本における働きがいのある会社」に選出されました。
西尾さんにとって働きがいを感じる瞬間はいつでしょうか。
西尾さん

やはりお客様に「ありがとうございました」と言われるときですね。とくにお客様の期待値を超えてサービスを提供できたときは働きがいを感じます。また頑張った分だけ評価され、職位が上がるのも働きがいおよびやりがいに通じますね。

グラビス・アーキテクツでは頑張りが評価され、「昇進」という具体的な結果にも繋げてくれるのですね。
西尾さん

そうですね。業界未経験でグラビス・アーキテクツに転職をして、28歳でマネージャーになれた私自身が、頑張りが評価された良い例かと思っております。

西尾さんが“頑張れる”モチベーションは何なのでしょうか。
西尾さん

転職したての頃は、社会人として独り立ちをして、一人で稼げるようになりたいと思い、日々仕事に励んでいました。仕事に慣れてきた現在は、社会課題の解決に少しでも寄与できたら良いなと思って仕事をしています。

働くモチベーションとして「お金」を挙げる人は多いかと思いますが、西尾さんからは「お金」というワードは出ませんでした。
西尾さん

恐らく、満足した生活を送れる分の給料はいただいているからだと思います。しっかり給料をいただいているからこそ、お客様ひいては社会へ目を向けられているのではないでしょうか。

逆に仕事をしていて苦労していることはありますか。
西尾さん

コンサルティングは、お客様が抱えている問題の根本的な原因を探り、課題を示した上で解決策を提供するのが仕事です。そのために、これまでの知識や経験に基づいて仮説を立て、ヒアリング・調査を行うのですが、そもそも仮説が間違っている場合には随時手戻りが発生してしまう点は少し大変に感じますね。

未経験者でも活躍できる。ただ最後までやりきる気持ちは重要

西尾さんのように未経験で入社された人が活躍するには何が必要でしょうか。
グラビス・アーキテクツ株式会社 西尾 直幸さんインタビュー風景
西尾さん

とにかく最後までやりきる気持ちが重要だと思います。知識や必要なスキルは仕事をこなす過程で付いてくるもの。逆に最後までやりきらなければ、知識やスキルの吸収が遅くなってしまいますね。

西尾さん自身、転職当初は大変でしたか?
西尾さん

例えば「会議が終わったタイミングで議事録は完成させておく」のように、業務スピードの速さに付いていくのは大変でした。自分が「何時頃までに終わらせておこう」と設定したラインも、周りからしたら遅かったようで、「もうできた?」と聞かれることは多々ありましたね。

現在は業務スピードの速さには慣れましたか。
西尾さん

随分慣れました。先輩方から資料作成のアドバイスのほか、パワーポイントのショートカットキーの使い方といった業務の基礎を教えてもらいつつ、仕事をこなしていくうちに、自然と慣れることができましたね。先輩方の教育のおかげでもありますし、慣れの世界でもありますね。

社内政治がなく、対顧客に集中できる環境がある

グラビス・アーキテクツの「ここが良い!」というポイントはありますか?
西尾さん

社内政治がないところですね。社内政治がないため、昇進するためにはこの人に気に入ってもらって、あの人とも仲良くしておこう・・・など、利害関係を気にする必要はありません。その分、案件にエネルギーを注力することができます。

グラビス・アーキテクツの皆さんで遊びに行かれることもあるのでしょうか。
西尾さん

気の合う人がいれば、各々遊んでいるようですね。私も同僚とたまに飲みに行ったりしますよ。また当社が東京のほか札幌と大阪、福岡にも事務所があるのですが、会社の経費でほかの事務所へ訪問し、事務所のメンバーと親睦を深められる社内制度もあります。私自身も制度を利用して、札幌・大阪の事務所へ行き、現地メンバーと交流をしつつ、観光も楽しむことができました。個人的には気に入っている制度の一つですね。

最後に今後のキャリア目標を教えてください。
西尾さん

短期的な目標としては、取り扱うシステムの領域を広げて、よりお客様のニーズに応えられる提案をしていきたいと考えています。中長期的には、ITシステムによる課題解決に加え、組織体制や制度に関するソリューションも提供していきたいですね。
現時点では、組織体制や制度に関するソリューションは当社のサービス領域外にはなります。ただ、根本的な課題解決を目指すために、お金になる・ならないは関係なく、いずれは取り組む必要があると考えています。

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取材日:2022.09.01