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SaaS

仕事における男女の概念がない!?
気になる女性の働きやすさについて

2022.11.18

freeeサイン株式会社インタビュー
「1秒1秒を楽しむ」「みんなで1番遠くへ」など、
社員が数日に渡り議論し作り上げたという経営理念を掲げ、
リーガル領域における新しい未来をつくっている―freeeサイン株式会社

業務効率化やペーパーレス化を実現する電子契約サービス「freeeサイン」を提供しているfreeeサイン株式会社(以下、freeeサイン社)。
今回はそんなfreeeサイン社で活躍する、高瀬 亜沙美(たかせあさみ)さんと大久保花子(おおくぼはなこ)さんへインタビュー。「そもそも男女の概念がないのでは?と感じる」「子どもをもったからといって部署異動はあり得ない」など性別ではなく、その人自身の生き方・働き方に向き合うfreeeサイン社の働きがいについて話を伺いました。

インタビュイー紹介「高瀬 亜沙美さん」「大久保花子さん」
freeeサイン株式会社インタビュイー

高瀬 亜沙美(たかせあさみ)
新卒入社したシステム開発会社でSE(システムエンジニア)や人事、営業を経験。2020年3月freeeサイン株式会社へ転職し、プロダクト本部プロダクトマネジメント部へ。6ヵ月の産休・育休へ経て、2022年4月より復帰。

大久保花子(おおくぼはなこ)
大学卒業後、大手新聞社へ入社。販売営業として、販売店を統括するエリアマネージャーを経験。2022年1月freeeサイン株式会社へ転職し、カスタマーサクセスグループの立ち上げに携わる。

自社製品を持つSaaS企業で働きたい!
お客様の声を反映させられるプロダクトに携わりたい!

2人の仕事内容を教えてください。
高瀬さん

プロダクトマネジメント部で、主にプロダクトの企画をしています。具体的には、提供する電子契約サービス「freeeサイン」をより良いサービスにするために、お客様からの声を参考にして、機能改善や新機能の追加を企画しています。

大久保さん

カスタマーサクセスグループ(以下、CS部)で、既存のお客様の導入支援や活用支援、定着に向けたアドバイスなどを行っています。お客様が成功するために必要なことをする何でも屋みたいな仕事ですね。

2人がfreeeサイン社へ転職された理由は何でしょうか。
高瀬さん

新しい環境・仕事で、自社製品を持つ企業に転職したいと思ったからです。前職のシステム開発会社では、SEとして他社へ出向し、他社のシステム開発を行っていました。
さまざまな企業のサービスをつくれるという意味では、それはそれで面白みもあったのですが、一方で自社製品を持ち、それを皆で改善し、世の中に広めていく仕事もやりがいを感じられるのではないかと考え、当社へ転職を決意しました。また、前職はSEのほか人事、営業を一通り経験したため、新しい環境で新しい仕事をしてみたいという気持ちもありましたね。

freeeサイン株式会社 大久保さん
大久保さん

「お客様の声を反映させられるプロダクトに携わりたい」と思い、当社へ転職しました。私は前職の大手新聞社で販売営業職に従事していたのですが、新聞という商品の特性上、お客様の要望を商品へ反映するのが難しいと感じておりました。

そこでよりスピーディにお客様の声を反映し、商品改善を通じてお客様のサポートができる商品を提供する企業に転職したいと思い始めたんですね。そんな中、転職エージェントの方から、私の希望に沿うSaaS企業をいくつか紹介されました。紹介されたSaaS企業の中でも、前職でも携わってきた個人事業主や中小企業の課題を解決できるのではないかと考え、当社へ転職を決意しました。

プロダクトの成長循環を感じられ、
チームで目標に向かって進む様子は文化祭的な要素も

高瀬さんから、仕事のやりがいについてお聞かせください。
freeeサイン株式会社 高瀬さん
高瀬さん

正解がない中で、市場動向や社内のリソース状況などさまざまな要素を考慮し、最善の手を皆で考え、サービスに落とし込んでいく作業は、難しいことではありますが同時に楽しく、やりがいを感じます。また施策を決めたらプロジェクト単位で動き、皆で目標に向かって突き進むので、文化祭的な要素を感じられる点も良いですね。

具体的に仕事のやりがいを感じられたエピソードはありますか?
高瀬さん

例えば、「電子署名機能」という新機能を追加する際には、協力企業とのやり取りや問い合わせ対応、プレスリリース対応などに係る調整に次ぐ調整をしつつ、どうにかリリースまでこぎ着けました。リリースできたときは無事文化祭を終えたような感覚で、達成感がありましたね。

続いて、大久保さんの仕事のやりがいを感じるときはいつでしょうか。
大久保さん

CS部に寄せられた改善要望をプロダクト企画側へ共有し、その声を基に機能改善が行われ、その結果、お客様に喜んでいただける・・・というプロダクトの成長循環を感じられるときですね。
お客様から感謝の言葉をいただくと、皆で社内チャットツールでその旨を共有し、喜びのスタンプを送り合うため、オンライン上でハイタッチをした感覚になります。またお客様にfreeeサインを評価いただいた結果として、上位プランの申し込みをいただけるときもやりがいを感じます。

上位プランの申し込みをされたお客様とはどのようなやり取りをされたのでしょうか。
大久保さん

例えば、あるお客様は取引先との関係上、freeeサインで管理する電子契約書のほかに、紙の契約書も月に数枚出てしまう状況でした。同じ契約書管理という業務に2重の管理コスト・手間が掛かっていたんですね。
そのお客様へ上位プランの、紙の契約書を保管する機能を提案した結果、「上位プランに切り替えて、契約書管理は全てfreeeサインで行いますね」と言ってくださいました。CS部は上位プランの申し込みを目的としているわけではありません。ただ、freeeサインに魅力を感じていただけた一つの結果として、プランを切り替えていただいたと思うと非常に嬉しかったですね。

逆に大変なことは何でしょうか。
高瀬さん

正解がないがゆえに、決めようとする意思がないといつまでも仕事が進まないことですね。機能改善や新機能追加は他部署との調整が必須です。加えて、ベストを考え始めると切りがありません。
そのため、「この仕様で進めましょう!」という“進める意思”を他部署へ伝え、プロジェクトを進める必要があります。このように他部署のメンバーを引っ張っていくのは、エネルギーと責任感が求められますね。

大久保さん

CS部は新設の部署のため、目指すゴールは決まっていますが、そこまでどのように進めていくのか、ゴールまでの登り方は決まっておりません。自由であるがゆえに、あれもこれもやりたいことが湧いてくる一方、限られたリソースの中で、優先順位をつけて、どのように社内調整をした上で進めていくのがベストなのかを、日々チームで議論しています。
このプロセスはやりがいである一方、決めるべきことがたくさんあるため、大変に感じることもありますね。サービスの活用支援の何でも屋みたいな部署のため、0→1が好きな人・得意な人には向いている部署かと思います。

誰かが休みを取ることに寛容な文化がある

女性目線でのfreeeサイン社ならではの働きやすさについて教えてください。
高瀬さん

当社では業務の割り振りやキャリアパスについて、性別に関係なく本人の希望を基に話し合って決めています。“女性だから”という理由で遠慮される仕事は一つもありませんし、個人的には「男女の概念がないのでは?」と感じますね。男女関わらず、自身の希望に応じた幅広いキャリアパスを描けるのは当社の働きやすさの一因であると考えます。

大久保さん

私も入社前に、「カスタマーサクセス部が立ち上がるのであれば、参画したい」と伝えました。それから2週間後に「立ち上げるので、ぜひお願いします」と打診され、快諾しました。男女問わず、本人の希望をなるべく叶えようとしてくれる会社の姿勢はとても嬉しいですね。

高瀬さん

私も子どもが小さいため、会社と話し合い、現在は6時間の時短勤務で働いています。人数のわりには若い男性パパも多く、男女問わず育児に理解のある人が多い職場だと感じます。

「男女の概念がない」と感じられる就業環境はfreeeサイン社の特徴ですね。
そのほか、働きやすさを感じることはありますか?
大久保さん

中途入社をした私としては、当社の「誰かが休むことに関して寛容な文化」に驚きました。試用期間が開けて、前職と同じように上司やメンバーに「この日に有給休暇をいただきたいのですが」と打診したのですが、上司やメンバーからは「別に有給休暇取るのにそんなこと聞かなくて良いよ」と一言。
もちろん自身が担当する仕事に責任を持ち進めることが前提ではありますが、「休みます」と連絡をした上で、オンライン上で、ボタン一つで申請すれば有給休暇を取ることができるのは、当社の自慢できる文化かと思います。

高瀬さん

有給休暇以外の看護休暇や育児休暇などほかの休暇を取ることにも、もちろん寛容ですよ。例えば、育児休暇については、CEO自ら「1ヵ月、育休取ります!」とコメントで宣言し、取得していました。そのCEOの宣言コメントに対する反応も「フォローし合って頑張りますね!」と前向きなものばかりでしたね。

freeeサイン社はどのような人が多いと感じますか?
freeeサイン株式会社 インタビュー風景
高瀬さん

裏表のない良い人が多いですね。なんというか皆、「大人の人」という感じです。部署間の対立はもちろん、社内政治的なやり取りもなく、会話も建設的に進みます。他部署へ依頼を掛けても「あっやっておきますね~」と快諾してくれる人がほとんどです。

大久保さん

高瀬さんにすべて同意で、本当に良い人が多いです。単純ですが、ほかに表現が見当たりません(笑)。

最後に今後の目標を教えてください。
高瀬さん

育児休暇を除くとプロダクトマネジメント部でのキャリアは2年ほどですので、まだまだこの部署でスキルアップをしていきたいと考えています。

大久保さん

CS部で個人のスキルアップを図ることはもちろん、SaaS業界ではまだ新しいCS部の確立にも貢献したいと考えています。今後CS部を立ち上げる企業が増えてきたとしても、「freeeサイン社のCS部って良いよね」とお客様に言っていただけるように、尽力していきたいと思います。

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公式サイトへ
freeeサイン株式会社 人事部

人事部から一言

freeeサイン株式会社

おふたりの他に、freeeサイン社では
どのような方が働いているのでしょうか?

弊社の採用基準には「熱くてねばれるいいやつ」というものがあり、言葉通りに「熱くてねばれるいいやつ」がたくさんいます。最近の方針として「チームの勝利優先の全員野球」を掲げています。自分たちの部署だけでなく、どうすれば会社や事業が良くなるのかを最優先に能動的に動く、そんなチームとしての動き方ができる人たちばかりですね。

女性に限らず、さまざまな働き方が存在する今、freeeサイン社では「働く」ことに対してどのように考えていますか?

ひとりひとり、置かれている環境と立場は異なります。その中でひとりひとりが活躍していくにはどうすればよいか、を一番に考えています。 そのためには、仲間の事情・能力・適正・志向などをしっかり理解をするためのコミュニケーションが必要で、1on1などは直属の上司だけでなく役員や別の部署のメンバー同士で行うこともたくさんあります。
さらに、組織をまたがったランチ交流の支援や部署ごとにその部署でその時に必要なことを考え企画するチーム強化費の支給などを行っております。 そうすることで、一人ひとりに最適なポジションを任せて事業成果に繋げることが全員野球ということです。
さらに、弊社で働くメンバーには大変だけどやり遂げた「思い出に残る仕事」を一つでも多く経験してもらい自分のキャリアを彩ってもらえるようにしていくつもりです。

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取材日:2022.09.16